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こんにちは。化粧品ブランド Kohana(コハナ)の代表責任者である森屋です。
「弱酸性の肌は健康の証」と耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか?
しかし、その理由を聞かれると回答に詰まってしまう人もいるでしょう。
そこで本記事では、弱酸性に関して深掘りしていきます。
概要から弱酸性の肌が健康な理由、保つためのポイントをまとめました。
弱酸性とは?
物質の性質には、「酸性・中性・アルカリ性」と3種類存在します。
弱酸性とは、中性よりもわずかに酸性寄りのことです。
私達人間の肌を覆う皮膚膜は、脂質を構成する脂肪酸の影響で弱酸性がベースとなっています。
また、酸性やアルカリ性の度合いを示す数値をph(ペーハー)値と言います。
ph値は0~14とあり、数値が低いほど酸性が強く、高いほどアルカリ性が強いことを意味します。
弱酸性はph4.5~6.0が該当します。
美肌に近い?弱酸性の肌が健康と言われる理由
先ほども解説した通り、人間の皮膚膜は脂肪酸の影響で弱酸性がベースです。
皮膚膜が弱酸性のとき、肌内部にあるNMF(天然保湿因子)が保持しやすくなります。
また、肌の刺激となる悪玉菌や黄色ブドウ菌などの雑菌が増殖するのを防いでくれる効果があります。
これにより、肌荒れが起きにくくなるため、弱酸性の肌は健康と言われているのです。
肌が綺麗な人は、弱酸性の状態を上手に保てていると言えるでしょう。
アルカリ性に傾くのには要注意!
弱酸性の肌は健康の証である一方、アルカリ性は逆です。
アルカリ性の肌はバリア機能が弱まった状態を意味し、悪玉菌などの雑菌が肌内部に侵入しやすくなります。
これにより、乾燥やニキビ、くすみなどの肌トラブルが起きます。
肌への刺激や生活習慣の乱れなどの理由から、肌はアルカリ性に傾きやすいです。
弱酸性の肌を保つには?鍵となるのは肌のバリア機能!
弱酸性の肌を保つには、肌のバリア機能が鍵となってきます。
肌のバリア機能を保つポイントは、なるべく肌に刺激を与えないことです。
というのも、顔の肌は非常にデリケートで軽い刺激でも肌にダメージを与えます。
例えば、軽く顔を掻いたり洗顔でゴシゴシしたりするのもNGです。
また、紫外線のダメージで肌の水分が失われるのもバリア機能の低下に繋がります。
後は直接的な刺激ではありませんが、睡眠不足や食生活の偏りなど、不規則な生活習慣が原因でバリア機能が低下することがあります。
これらに関する内容は下記ページにまとめていますので、詳しく知りたい人はご覧になってみてください。
▶ 肌のバリア機能とは?概要から低下する原因、対策法まとめ!
洗顔料における弱酸性と弱アルカリ性
余談ですが、人間の肌だけではなく、洗顔料にも弱酸性や弱アルカリ性などのタイプに分けられます。
洗顔料における2つの洗剤は、どういう役割を果たしてくれるのでしょうか?
それぞれ見てまいりましょう!
弱酸性の洗顔料
弱酸性の洗剤は、優しく洗浄できる洗顔料です。
後述する弱アルカリ性に比べて洗浄力は弱めですが、肌に負担がかかりにくいというメリットがあります。
弱酸性の洗顔料が負担になりにくいのは、肌も弱酸性だからです。
そのため、肌の状態が安定しているときは、こちらのタイプが向いているでしょう。
弱アルカリ性の洗顔料
弱アルカリ性の洗顔料は、高い洗浄力で洗顔できます。
特に皮脂を落としやすいため、皮脂が溜まっているときはこちらの方が向いています。
ただ、弱アルカリ性なので、洗顔後は入念に水で洗い流しましょう。
もっとも、弱アルカリ性に限らず、洗顔料が付着したままだと肌に刺激を与えてしまうので、水洗いはきちんと行ってくださいね。
Kohana(コハナ) オールインワンジェルクリームが肌をサポート
弱酸性の肌を保つことで、自然と美肌を手に入れることにも繋がります。
美しい肌を手に入れるためにも、本記事で解説した内容を参考にバリア機能の強化に努めていきましょう。
余談ではありますが、弊社が提供する製品もあなたのスキンケアをサポートしてくれます。
弊社の製品「Kohana(コハナ) オールインワンジェルクリーム」は、高濃度の高級美容成分35種類を配合した化粧品です。
美容成分の中には、肌のバリア機能を保つために不可欠な保湿成分が多数含まれています。
例えば、鮫の肝油で有名なスクワランやシアの木の種子から採れるシアバター、NMFの生成を促すグリシン、アミノ酸の一種のベタインなどが挙げられます。
また、保湿力以外にも老化の元となる活性酸素を除去する抗酸化作用や、再生力で注目を浴びているEGFなど、豊富な効果が備わっています。
製品の詳細は下記ページに詳しくまとめていますので、ご興味のある人は引き続きご覧になってみてください。
▶ 製品案内ページ