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こんにちは。化粧品ブランド Kohana(コハナ)の代表責任者である森屋です。
スキンケアを行うときに、角質という言葉を耳にすることが多いのではないでしょうか?
しかし、「具体的に説明して」と言われると、回答に悩んでしまいますよね。
また、説明を聞いたことはあるけど、忘れてしまった人もいるでしょう
そこで本記事では、角質について詳しくまとめました。
初めて聞く人はもちろん、おさらいの意味でもお役に立てば幸いです。
角質とは?
人間の肌は、外から順番に「表皮・真皮・皮下組織」と3つに分かれています。
さらに、表皮と呼ばれる部分に「角質層・顆粒層・有棘層・基底層」と4つの層があります。
角質は4つの層でも、一番外側に当たる「角質層」に存在する細胞のことです。
角質層は複数の角質が重なっており、その中で水分を保持し、バリア機能を高める役割があります。
おかげで紫外線や摩擦など、外的刺激を受けても肌を守ることができるのです。
角質と肌荒れの関係
角質は健康な肌をキープする上でも不可欠な要素です。
肌はターンオーバーといって、一定のサイクルで細胞が生まれ変わる仕組みとなっています。
角質細胞は日が経つに連れてバリア機能が低下しますが、ターンオーバーによって新しい角質細胞と入れ替わることで、肌は健康な状態をキープできます。
しかし、何かしらの理由でターンオーバーの周期が乱れた場合、古い角質が排出されなかったり、新しい角質細胞が未熟のまま肌の表面に出てきたりします。
特に古い角質は毛穴に詰まることから、角栓として残るケースもあります。
こうした影響から肌のバリア機能は低下し、肌荒れが起きやすくなるのです。
角質が乱れる理由と予防法
具体的に、どういったことが原因で角質は乱れてしまうのでしょうか?
本段落では原因と予防法をまとめました。
肌の乾燥
水を与えられていない土が乾燥するのと同じで、人間の肌も水分を与えないと肌が乾燥します。
肌の乾燥を放置するとターンオーバーがきちんと行われず、角質肥厚が起きやすくなります。
角質肥厚とは、角質が溜まることで古い角質を蓄積させる原因なので要注意です。
予防法
乾燥を防止するためには、スキンケアの中でも保湿をしっかりと行うことが大事です。
保湿は肌における蓋の役割を果たしてくれます。
これにより肌の潤いは保持され、乾燥を防止できます。
肌への摩擦
顔を掻いたり洗顔時にゴシゴシ洗ったりと、摩擦を与えるのもNGです。
摩擦を与えすぎると、肌への刺激となって角質肥厚に繋がります。
予防法
やむを得ず顔に触る際は、なるべく刺激しないことが大事です。
例えば、顔を拭くときはゴシゴシするのではなく、押さえつけて吸収するように拭き取るようにしましょう。
洗顔の際もゴシゴシ洗うのではなく、洗顔料の泡を優しく転がすように洗うことを意識してみてください。
紫外線を浴びすぎている
紫外線にはビタミンDの生成を促し、カルシウム不足を補うことができます。
しかし、大量の紫外線を浴びてしまうと、皮膚の内部にまでダメージを与えます。
すると、ターンオーバーが乱れ、角質肥厚が起こりやすくなります。
予防法
屋内外を問わず、長時間紫外線を浴びる環境にいる場合は、必ず紫外線対策を行いましょう。
サングラスや帽子、アームカバーなどのアイテムに加え、日焼け止めは必須です。
ただ、日焼け止めにも色々種類があります。
日焼け止めにはSPFとPAという記号があり、SPFは数字、PAは+で予防効果・持続時間の度合いを表します。
数字(+)が大きいほど効果は高くなりますが、その分肌にも負担がかかりやすくなります。
例えば、数時間以上外出する場合は、数字(+)が大きいものがいいでしょう。
しかし、買い物などの軽い外出であれば、数字(+)が低い日焼け止めの方がおすすめです。
このように、日焼け止めはご自身の用途に合わせて選ぶようにしましょう。
食生活が偏っている
「魚や野菜は食べない」、「毎日大量の揚げ物を食べている」など、食生活にも気を付けなければなりません。
食事が偏ると身体内で栄養が十分に行き渡らず、ターンオーバーも乱れやすくなります。
また、脂質は皮脂の過剰分泌にも繋がるので要注意です。
予防法
食事は、肉・魚・野菜とバランスよく摂ることが大事ですが、肌の健康におすすめな成分はビタミン類です。
ビタミンAやビタミンBなどを積極的に摂り入れてみるといいでしょう。
睡眠不足
人は眠りについているとき、副交感神経が優位となり心身共にリラックスします。
また、副交感神経が優位に働くと、ターンオーバーも促進されやすくなります。
一方、睡眠不足に陥ると、副交感神経とは反対の交感神経が働きます
こちらは血流に影響を与え、ターンオーバーも乱れるので要注意です。
予防法
睡眠時間が短くても、就寝前の行動に気を付けるだけで良質な睡眠をとることができます。
以下、睡眠前の注意点をまとめました。
・睡眠の1~2時間前にスマホやゲームをいじらない
・睡眠の1~2時間前にカフェインやアルコールを摂取しない
・食事や入浴は、睡眠の2~3時間前に済ませておく
・昼寝しすぎない(夜、眠れなくなるため)
・激しい運動は睡眠の2~3時間前に済ませておく
ぜひ今後の生活に取り入れてみてください。
メイクを落としていない
メイク落としが面倒だからと、メイクを落とさずに洗顔を行ってはいませんか?
メイクを放置すると、雑菌が繁殖して肌にダメージを与えます。
また、ターンオーバーは乱れ、古い角質を蓄積させてしまいます。
予防法
洗顔前に水洗いでしっかりとメイクを落としておく必要があります。
濃いメイクをされている方は、クレンジングを活用すると落ちやすくなりますよ。
体が冷えている
体が冷えていると血行不良でターンオーバーが乱れて、肌に栄養が行き渡りづらくなります。
寒い時期は当然として、暑い時期でも冷房をガンガンに付けていると体が冷えてしまうので要注意です。
予防法
体が冷えないよう、適度に体を温めましょう。
ただ、中でもおすすめの方法はホットタオルです。
ホットタオルを顔全体に被せて温めることで、熱によって毛穴が開き、毛穴に詰まった汚れを取り除きやすくなります。
また、血行促進にも繋がるので、ターンオーバー対策に行ってみるといいでしょう。
角質ケアに!Kohana(コハナ) オールインワンジェルクリーム
角質ケアは私生活も大事ですが、使用する化粧品も十分に考慮しなければなりません。
現在使用している化粧品が合わない場合は、弊社の製品「Kohana(コハナ) オールインワンジェルクリーム」の使用を検討してみてください。
弊社製品は、角質ケアに不可欠な要素ともいえる保湿成分が多く含まれています。
成分同士の相乗効果に期待できるでしょう。
また、保湿成分以外にもアンチエイジングや再生力、ヒト幹細胞など、様々な役割が備わっています。
詳しくは下記ページにまとめていますので、よろしければご覧になってみてください。
▶ 製品案内ページ