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こんにちは。化粧品ブランド Kohana(コハナ)の代表責任者である森屋です。
突然ですが、人間の顔に大量のダニが住み着いていると言われたら、どう思われますか?
恐らく多くの方が驚かれるのではないでしょうか?
しかし、本記事で紹介するニキビダニは、人間にとって不可欠な存在でもあります。
ニキビダニについて詳しくまとめましたので、参考に読んでみてください。
ニキビダニとは?
ニキビダニとは顔の中に潜み、ニキビ増殖の原因となるダニの事です。
別名顔ダニといい、正式名称を「毛包虫性ざ瘡(もうほうちゅうせいざそう)」とも言います。
体長は0.1mm~0.4mmと微生物レベルなので、肉眼では見ることはできません。
そんなニキビダニですが、実は誰の肌にも100%潜んでいます。
正確に言うと赤ちゃんの肌には存在しませんが、親と頬ずりしたり、空気に触れたりすることで繁殖していきます。
1人の肌に付き、約200万匹生息していると言われています。
また、ニキビダニは皮脂腺に単独で生息するタイプと、毛根の周辺に群れで数匹生息するタイプの2種類に分けられます。
ニキビダニが人間の肌に不可欠な理由
200万匹も生息なんて聞くと想像するだけでゾッとしますが、ニキビダニは人間の肌に不可欠な存在です。
人間の肌には皮脂といって、皮脂腺から分泌される油状の物質があります。
皮脂は通常肌に潤いを与えたり、体内の老廃物を排出したりする役割がありますが、たくさん増えると逆に肌荒れを引き起こしてしまいます。
ただ、そんな皮脂を食べてくれるのがニキビダニです。
ニキビダニが皮脂を食べてくれることで、皮脂量のバランスを保つことができます。
こう聞くと、今度は逆にニキビダニの存在が有難く感じますよね。
ニキビダニはニキビにも繋がる?
皮脂を食べてくれるニキビダニですが、一方で肌荒れの原因にもなります。
その理由は、ニキビダニの死骸にあります。
ニキビダニの寿命は約14日と非常に短いですが、寿命を終えた後は死骸として肌に残ります。
ただ、ニキビダニには肛門が存在せず、排泄物を溜めたまま生涯を迎えます。
この排泄物の中に有害物質が含まれており、これが放置されることで肌にダメージを与え、ニキビを発生させてしまうのです。
要注意!ニキビダニは他の肌荒れにも繋がることがある
ニキビダニと聞いて、ニキビだけのイメージを抱かれる人も多いでしょう。
しかし、ニキビダニは他の肌荒れも引き起こすことがあります。
代表例として挙げられるのが乾燥肌や脂性肌、活性酸素の増殖ですね。
ニキビダニが繁殖して皮脂を食べすぎてしまうと、肌の潤いを保つ力が弱まって乾燥を引き起こします。
また、肌が乾燥すると肌の方で「水分を増やさなければ」と信号を出し、皮脂を余分に分泌させます。
これにより、今度は肌がテカって脂性肌となります。
乾燥とテカリ、負のループが続いてしまうのです。
これに加え、有害物質による肌のダメージで、老化の元となる活性酸素の発生も促進させます。
ニキビだけでも十分厄介ですが、様々な肌荒れや加齢の要因となる事を頭に入れておきましょう。
その他、アレルギーや赤み、かゆみを引き起こす事もあるので要注意です。
ニキビダニが増える原因と対処法
ニキビダニは通常200万匹ぐらいと言われていますが、普段の行動次第でそれ以上に繁殖したり、死骸が留まったりします。
ニキビダニによる肌荒れを防止するためにも、本段落で解説する原因と対処法を見てまいりましょう。
顔に摩擦を与えることが多い
顔に物が触れたり、人と接触したりすることでニキビダニは繁殖しやすくなります。
特に子持ちの方は、お子さんと頬ずりすることもあるでしょう。
頬ずりが駄目とは言いませんが、やりすぎには気を付けなければいけません。
そして、頬ずりを始め、顔に摩擦を与えた後は、スキンケアをしっかりと行う必要があります。
スキンケア不足
洗顔を疎かにしたり、水洗顔だけでメイクを落としたりすると、顔に汚れが残ったままとなります。
顔に残った汚れはニキビダニの餌となり、繁殖を許してしまいます。
ニキビダニの繁殖によって肌に必要な皮脂まで食べられて、肌荒れに繋がります。
これを防止するためには、洗顔でしっかりと汚れを落とすことが大事です。
洗顔は水洗いだけではなく、洗顔料を使用した上で行いましょう。
特にメイクをされている方は、洗顔料での洗顔前にクレンジング洗顔を行ってください。
メイク汚れは水洗いだけだと落とし切れず、普通の洗顔料を用いても弾かれてしまいます。
クレンジングにはメイク汚れを落とす成分が含まれているため、メイクを落とす時は必ずクレンジングを用いりましょう。
メイク道具は清潔に保つ
メイク道具の手入れが面倒だからと放置してはいませんか?
道具を使うと、メイクの際に付いた油分や汚れが付着します。
これを放置すれば、汚れが付いた道具を顔に当てる事となり、汚れに反応したニキビダニが次々と繁殖してしまうのです。
そのため、メイク道具は清潔に保つ必要があります。
最低でも、数日~1週間に1回の頻度で洗うようにしましょう。
油ものや糖類をたくさん摂取している
唐揚げやポテトなどの揚げ物や、ケーキといった甘い食べ物をよく食べる人も要注意です。
油ものや糖類は皮脂が増え、ニキビダニが繁殖してしまいます。
もちろん、たまに食べる分には構いませんが、毎日毎食のように摂り入れるのは控えましょう。
ニキビが続く場合は皮膚科へ
今回はニキビダニという観点から解説しましたが、ニキビの原因は他にも潜んでいます。
スキンケアの改善や生活習慣の改善に努めても、ニキビが繰り返される場合は、皮膚科に行って診てもらいましょう。
ニキビダニの対策に!Kohana(コハナ)オールインワンジェルクリーム
クレンジングや洗顔で汚れを落とした後は、化粧品でスキンケアを行いましょう。
現在使用している化粧品、あるいは新しい化粧品に変更しようと検討されている方は、弊社の製品を検討してみてください。
弊社の製品「Kohana(コハナ)オールインワンジェルクリーム」は、乾燥対策となる保湿成分や老化予防に活躍する抗酸化作用の成分が複数配合されています。
今回お話したニキビダニ対策との相性も良いでしょう。
また、弊社製品はオールインワンタイプなので、スキンケアを楽に済ませる事もできます。
製品の詳細は別途まとめていますので、ご興味のある方は引き続きご覧いただけると幸いです。
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