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こんにちは。化粧品ブランド Kohana(コハナ)の代表責任者である森屋です。
化粧品といえば、本来なら肌を保護するために活躍します。
しかし、中には化粧品を使い始めたことがきっかけで、肌荒れが起きるケースも珍しくはありません。
どうして化粧品による肌荒れ・・化粧かぶれが起きてしまうのでしょうか?
本記事では、化粧品が肌に合わない理由を迫ってまいります。
該当しているかも?化粧品が肌に合わないときに起こる症状
化粧品が肌に合わない場合、主に以下の症状が発生します。
・赤みやかゆみ
・ヒリヒリした痛み
・ニキビなどの吹き出物
・湿疹
いずれも最初の内は軽い症状ですが、放置しておくと肌がかぶれてしまうことがあります。
特に顔の肌は、他の部位に比べて皮膚が薄いため、反応が起きやすいです。
こうした事態を防ぐためにも、後ほど解説する原因や対処法を参照してみてください。
化粧品が肌に合わない理由は?
本来肌を保護するために化粧品ですが、どうして人によって合わないのでしょうか?
本段落では、3つの原因に迫ってまいります。
アレルギー反応を起こしている可能性がある
アレルギーといえば食べ物や鼻炎などで有名ですが、化粧品でも起きることがあります。
化粧品に含まれている成分は、基本的に「医薬部外品原料規格2021」といって、有効性や安全性の基準を満たしたものに限定されます。
そのため、成分が原因で重篤な副作用が起きることは早々にはないとされています。
しかし、どんな成分においても100%は存在しません。
重篤な副作用は起きずとも、赤みやかゆみなどの軽い反応が起きることはあるのです。
こればかりは人の体質に左右されますが、1つの原因として頭に入れておきましょう。
肌質に合わないものを使用している
アレルギーとはいかずとも、肌質に合わないものを使用することでも反応が起きる場合があります。
例えば、脂性肌にも関わらず、乾燥肌向けのアイテムを使用しているというイメージです。
どういうことかと言いますと、化粧品はそれぞれの肌質に合わせて作られています。
脂性肌の場合、皮脂が過剰分泌されているのが原因なので、さっぱりしたタイプの洗顔料がおすすめされています。
これに対し、乾燥肌は肌が乾燥しているため、保湿成分が多く含まれている洗顔料がおすすめされています。
こんな感じで肌質ごとに合うタイプは異なりますので、合わないものを使用すると逆効果になりかねません。
体調が万全ではない
体調が乱れていると、バリア機能が低下しやすくなり、化粧品が肌に反応してしまうことがあります。
風邪や花粉症、月経時などは、肌荒れが起きやすいことを考慮しておきましょう。
ただ、体調不調が原因の場合は、基本的に一時的なケースが多いです。
本当に化粧品が原因?化粧品が肌に合わないと感じたときにやるべきこと
化粧品が肌に合わないというケースはありますが、実は他の要因で肌荒れが起きていることも考えられます。
本段落では、他の要因も想定した対処法を解説いたします。
洗い流す ※すぐに発生した場合
化粧品を使用して数時間~1日以内とすぐに肌荒れが起きた場合は、成分によるアレルギー反応の可能性が高いです。
そうした場合、まずは水でしっかりと顔を洗い流し、冷たいタオルなどで顔を冷やしましょう。
治まらない場合は、皮膚科などの病院を受診されることをおすすめします。
化粧品を変える
化粧品が合わないと分かった以上、スパッと別のアイテムに変えましょう。
ただ、新しい化粧品を使用し始めて先ほど解説したようなアレルギー反応がないようでしたら、最低でも1ヶ月近くは様子見するといいでしょう。
なぜなら、肌にはターンオーバーといって、古い細胞から新しい細胞に生まれ変わるまでの期間があるからです。
ターンオーバーは約1ヶ月かけて行われますが、その間はまだ古い細胞が残っていることを意味します。
古い細胞=バリア機能が低下した状態なので、肌荒れのリスクもあるわけです。
そのため、ターンオーバーが完了する1ヶ月近くは、様子見することをおすすめします。
スキンケアのやり方を見直す
美肌を保つためにはスキンケアが必須ですが、間違えたやり方は逆効果です。
例えば、化粧水を大量に塗布したり洗顔時にゴシゴシしたりしていませんか?
というのも、顔の肌は非常にデリケートな部分です。
規定量以上の化粧水を与えたり、力を入れて洗顔したりすると、刺激となって肌にダメージを与えてしまいます。
そのため、スキンケアのやり方に心当たりのある人は、今後改善していきましょう。
生活習慣を見直す
肌荒れが起きる要因の1つに生活習慣も挙げられます。
「偏った食生活」、「飲酒や喫煙頻度が高い」、「睡眠時間が不足している」、「ストレスが溜まっている」など、不規則な生活習慣は肌荒れの原因です。
不規則な生活習慣に心当たりがあるようでしたら、これから改善する必要があります。
まとめ
本記事では化粧品が肌に合わないというテーマで解説させていただきました。
基本的に安全とされる化粧品ですが、稀にアレルギー反応が起きて肌に合わないこともあります。
どうしてもアレルギー反応が心配な人は、事前に簡単なパッチテストを行っておくといいでしょう。
また、化粧品とは関係なく、生活習慣やスキンケアのやり方などが原因でも肌荒れは起きます。
化粧品だけではなく、これらの要因にも目を通していきましょう。
大事な肌を守るためにも、本記事でお話した内容がお役に立てば幸いです。