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こんにちは。化粧品ブランド Kohana(コハナ)の代表責任者である森屋です。
海藻といえば、身近な食べ物として挙げられます。
海藻サラダやみそ汁、煮物など、様々な料理で口にできます。
普段さりげなく摂取している人も多いのではないでしょうか。
そんな海藻ですが、実は肌に役立つ美容成分が含まれていることでも知られています。
本記事では、海藻と美容の関係をまとめました。
海藻とは?3つの種類に注目!
海藻とは、その名の通り海の中に生える藻類のことです。
有名な食べ物として、ワカメや昆布、ひじきなどが挙げられます。
海藻はサラダや煮物など、色々な料理に使うことができるので、日常的に食べる人も多いでしょう。
そんな海藻ですが、細かく3種類に分けられます。
それぞれまとめましたので、見てまいりましょう。
褐藻(かっそう)類
褐藻類は、赤褐色や黒っぽい色をしているのが特徴です。
ワカメやワカメエキス、昆布、ひじき、もずく、ミツイシコンブなどが該当します。
また、サイズが大きいことでも知られていて、中には10mを超える巨大な海藻もあります。
赤褐色と黒の海藻で分かれていますが、赤褐色のものはフコキサンチンという色素が多く含まれているのが赤色の理由です。
フコキサンチンは後ほど詳しく解説しますが、強い抗酸化作用を含んでおります。
紅藻(こうそう)類
紅藻類は、3種類の海藻でも一番深い位置に生えています。
その名の通り、紅色となっているのが特徴です。
アサクサノリやオゴノリ、テングサ、トゲキリンサイ、ヒヂリメンなどが該当します。
緑藻(りょくそう)類
緑藻類は、3種類の海藻でも比較的浅い位置に生えています。
緑色が特徴です。
青海苔やアオサ、ウスバアオノリなどが該当します。
また、光合成を行うのに必要なクロロフィルaとクロロフィルbという成分も含まれております。
若返り説は本当?海藻が肌にもたらす美容効果
海藻が肌にもたらす美容効果で最も注目を浴びているのが、抗酸化作用です。
抗酸化作用は、老化の原因となる活性酸素を除去する役割を持ちます。
海藻類には、強力な抗酸化作用を誇る成分が2つあります。
フコイダン
フコイダンは、硫酸化多糖の1種です。
海藻が乾燥や傷口を守るためや微生物から食べられるのを防止するために、出している粘質成分を指します。
ワカメやメカブ、昆布、モズクなどがネバネバやヌメヌメしているのは、フコイダンの働きが関係しています。
抗酸化作用以外にも、抗アレルギー作用や抗ウイルス作用、抗炎症作用、保湿効果など、様々な機能が揃っています。
フコキサンチン
フコキサンチンは、非プロビタミンA類のカロテノイドの1つに当たります。
フコイダンと同じくワカメやメカブなどの海藻に含まれていますが、フコイダン以上に希少性の高い成分です。
例えば、褐藻類1tに対するフコイダンの含有量は1kgとされていますが、フコキサンチンの含有量は3~6g程度しかないとされています。
また、海藻以外にもワカメやメカブを餌とする貝類にも含まれていることがあります。
こんな感じで、2つの成分が老化予防に働きかけてくれるものだと覚えておきましょう。
巷では「海藻を摂ると老化予防になる」と言われていますが、間違いではないことをお分かりいただけたのではないでしょうか。
肌以外にも?海藻がもたらす効果
ここまでは、美容に注目して海藻の効果や成分を解説してきました。
しかし、海藻には美容以外にも健康効果があることで知られております。
本記事でも一例をご紹介いたします。
生活習慣病の予防
海藻に含まれる成分の1つにアルギン酸と呼ばれるものがあります。
アルギン酸は、塩分の体外排出を促進させる働きや糖分の吸収を緩やかにする働きがあると言われています。
生活習慣病の予防に役立てられるでしょう。
免疫力の向上
抗酸化作用も持つ成分で紹介したフコイダンですが、免疫力を上げることでも知られています。
マクロファージやナチュラルキラー細胞などの免疫細胞が活性することで、ウイルスの侵入を防ぎ、風邪予防に繋がります。
貧血予防
海藻には鉄分が含まれています。
鉄といえば、赤血球に含まれるヘモグロビンの材料でもあります。
ただ、鉄が少ないと赤血球は上手く生成されずに、貧血が起きやすくなります。
貧血を予防できる点でも、海藻のメリットは大きいです。
体や骨を丈夫にする
海藻にはカルシウムも多く含まれています。
カルシウムには骨や歯を形成する働きがあり、体に不可欠な成分といえます。
逆にカルシウムが不足すると、骨が脆くなって骨粗しょう症や骨折などの症状に見舞われやすくなります。
海藻は身体機能の向上にも、一役買ってくれる心強い食材なのです。
海藻を食べるときの注意点
健康食材として有名な海藻ですが、食べるときには2つの注意点があります。
食べすぎない
海藻は食べすぎると体調不良に繋がることがあります。
例えば、昆布の場合だと、消化不良が起きて胃もたれや嘔吐を引き起こしてしまいます。
海藻に限らずですが、食べすぎには注意しましょう。
単にたくさん食べるのではなく、味噌汁や煮物などのおかずとして加える程度がちょうどいいです。
加熱しすぎない
海藻に含まれている栄養成分は加熱することで、減少してしまうことがあります。
栄養成分が減った状態で食べても、満腹感を得るだけで健康効果は得られません。
そのため、海藻を用いる際は加熱のしすぎに要注意です。
特に味噌汁や煮物といった料理は加熱しがちなので、沸騰しない程度に火を弱めるなど工夫が必要です。
これ1本で海藻を摂取!Kohana(コハナ) オールインワンジェルクリーム
海藻といえば食べ物だけを思い浮かべがちですが、化粧品から摂取できるのもご存知でしょうか?
弊社が提供する製品も例外ではありません。
弊社の製品「Kohana(コハナ) オールインワンジェルクリーム」には、緑藻類・褐藻類・紅藻類と海藻の種類全てが含まれています。
細かい内訳を話すと、「緑藻類(ウスバアオノリ)」、「褐藻類(ミツイシコンブ、ワカメエキス)」、「紅藻類(トゲキリンサイ、ヒヂリメン)」となっています。
海藻が苦手な人や普段あまり食べない人は、化粧品から摂取してみるといいでしょう。
また、弊社製品には海藻以外にも、抗酸化作用を含む成分が配合されています。
一例を紹介すると、ビルベリー葉エキスやシアバター、グリシンなどです。
製品の詳細は別途ページにまとめていますので、ご興味がございましたら一度ご覧になってみてください。
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