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こんにちは。化粧品ブランド Kohana(コハナ)の代表責任者である森屋です。
暑い時期になると、やたら肌荒れに悩むことはありませんか?
その原因、汗かぶれの可能性があります。
そこで本記事では、汗かぶれが起きる原因をまとめました。
対処法を理解し、肌荒れ防止に努めていきましょう。
肌荒れに直結!汗かぶれが起きる原因は?汗もとの違いも解説!
汗かぶれが起きる原因は、肌のバリア機能の低下が大きく関係しています。
私達人間の肌というのは、肉眼では見えない薄い膜が張られています。
薄い膜があるおかげで、紫外線や摩擦といった外部からの刺激に強くなり、皮膚内の水分を保つことができます。
薄い膜とは言いますが、要するにバリアだと思っていただければ正解です。
一方、薄い膜が張られていない状態の肌は、無防備の状態を意味します。
これにより、皮膚内の水分が蒸散しやすくなったり、外部からの刺激を受けやすくなったりします。
人間の汗には塩分やアンモニアが僅かに含まれており、バリア機能が正常であれば、特に問題は起きません。
しかし、バリア機能が低下していると、これらの成分が刺激となり、赤みやかゆみなどの肌荒れを起こしてしまうのです。
汗もとの違い
汗かぶれと聞いて、汗もと間違えがちですが、2つのメカニズムは異なります。
汗かぶれは先ほども解説した通り、塩分やアンモニアが皮膚に浸透することで起きるものです。
これに対し、汗もは大量の汗や汚れなどが汗の管に詰まることで起きます。
また、汗かぶれは部位全体に赤みが出ますが、汗もは小さなブツブツのようなものが出るのが特徴です。
そのため、2つは似て非なるものだと思っておきましょう。
汗=悪ではない
ここまでの話を聞いて勘違いしないでほしいのは、「汗=悪」ではないことです。
汗は体内の老廃物や体内に溜まった余計な水分を排出する役割があります。
これにより新陳代謝が向上し、美肌効果や体力アップに期待できます。
適度な汗は、むしろ肌に恩恵をもたらせてくれるので、汗を完全に嫌う必要はありません。
先ほども解説した通り、肌荒れが起きる原因はバリア機能の低下にあるので、その点にフォーカスして対策することが大事です。
汗かぶれによる炎症が酷い場合は
汗かぶれがあまりに酷い場合は、スキンケアだけだと対処できない可能性があります。
炎症やかゆみが長く続く場合は、医療機関に受診されることを推奨します。
バリア機能が低下する原因と対処法!
汗かぶれの原因となるバリア機能の低下は、どういった理由で起きるのでしょうか?
5つの原因をまとめました。
肌に刺激を与えている
顔の肌は他の部位に比べて非常にデリケートです。
顔を掻いたり、洗顔時にゴシゴシ洗ったりするだけでも刺激となり、バリア機能が失われます。
対処法
顔に触れるのを必要最低限に抑え、触れる際も優しく触れるようにしましょう。
間違えてもボリボリ掻くのはNGです。
また、洗顔の際もゴシゴシするのではなく、泡を転がすように洗うことを意識しましょう。
紫外線を大量に浴びている
紫外線にはビタミンDの生成を促すことで、カルシウム不足を補う効果があります。
これにより、骨を強化したり生活習慣病を予防したりできます。
しかし、大量に浴びすぎるとバリア機能を破ってしまい、皮膚内にあるコラーゲンやエラスチンの変質、メラニン生成を促進させます。
その結果、たるみやシワ、シミなどに繋がってしまうのです。
対処法
外出時はもちろん、長時間紫外線が当たる環境にいる場合は必ず紫外線対策を行いましょう。
日焼け止めを始め、日傘やアームカバー、サングラスなどの日焼け対策グッズを活用してみてください。
ストレスが溜まっている
「ストレスは体に良くない」と言いますが、まんざらでもありません。
なぜなら、ストレスを感じると自律神経が乱れて血行不良に陥るからです。
血行不良に陥ると肌に必要な栄養が行き渡りづらくなり、肌荒れに繋がります。
対処法
ストレスが溜まるのは仕方ないので、なるべく発散するようにしましょう。
趣味に没頭するのも良し、疲れた体を思い切り休めるのも良し。
心身共にリラックスさせることが大事です。
不規則な生活習慣
睡眠不足や食事の偏り、大量の飲酒や喫煙など、不規則な生活習慣を送ると肌に必要な栄養が不足します。
これによりターンオーバーが十分に行われず、バリア機能の低下に繋がります。
対処法
自分の生活習慣を見直し、原因を改善していくことが大事です。
例えば、普段お肉や揚げ物ばかり食べている人は、魚や野菜も摂り入れていくという感じですね。
ただ、一気に全部改善しようとすると逆にストレスとなるので、できるところから少しずつ行っていきましょう。
汗を長時間放置している
バリア機能の低下とは少し異なりますが、汗を放置する時間が長いほど皮膚に染み込んでいきます。
そうなると、肌荒れの原因になるので要注意です。
対処法
汗に気付いたら、なるべくすぐに拭き取ってあげましょう。
汗を拭き取る余裕がない方は、制汗剤などのアイテムを使って汗を抑えるのもアリです。
また、熱い食べ物も汗の原因なので、汗をかきやすい人は食生活も見直したほうがいいかもしれません。
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