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こんにちは。化粧品ブランド Kohana(コハナ)の代表責任者である森屋です。
数多く存在する美容成分の1つに、酢酸トコフェロールと呼ばれるものがあります。
ただ、この成分名を聞いても、効果や役割については知らない人が多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、酢酸トコフェロールについて解説いたします。
概要から肌にもたらす効果、副作用の有無、摂取方法とまとめました。
酢酸トコフェロールとは?
酢酸トコフェロールとは、トコフェロールと酢酸を混ぜ合わせて作られた成分のことです。
スキンケアやファンデーション用などの化粧品や、目薬など一部の医薬品で使用されています。
2つの成分が合わせて作られたわけですが、成分単体で見ると、どういうものなのでしょうか?
トコフェロールと酢酸
トコフェロールとは、ビタミンEの別名です。
ビタミンEと聞いて、パッと来た人も多いのではないでしょうか?
ビタミンEはビタミンの一種で、1920年代に行われたネズミの実験がきっかけで見つかりました。
老化予防でお馴染み抗酸化作用が多く含まれていることで、若返りの成分として注目を浴びています。
続いて酢酸とは、酸味と刺激臭がある無色の液体成分です。
調味料で有名な酢から発せられるツンとした香りは、酢酸から来ています。
料理のイメージで強い酢酸ですが、血行を促進させる効果があります。
酢酸トコフェロールと肌の関係は?5つの効果に迫る!
酢酸トコフェロールが肌にもたらす効果は、具体的にどういうものなのか?
5つの効果をまとめました。
老化予防に!抗酸化作用
トコフェロールの解説でも軽く触れましたが、酢酸トコフェロールには抗酸化作用が含まれています。
抗酸化作用は老化の元となる活性酸素を除去する働きがあり、シミやたるみなどの加齢減少を抑えられやすくなります。
男女問わず、誰しも若々しさを保っていたいものです。
酢酸トコフェロールは、贅沢な望みを叶えるためのお手伝いをしてくれます。
ターンオーバーが安定!血行促進作用
酢酸の血行促進作用は、酢酸トコフェロールにも受け継がれています。
そして、血行促進はターンオーバーの動きにも大きく影響してきます。
ターンオーバーとは、皮膚内の角質細胞が生まれ変わる周期のことです。
正しい周期により、古い角質が剥がれ、新しい角質が誕生することで肌は健康の状態を保てます。
ところが、血行不良に陥ると肌に必要な栄養が届きにくくなり、ターンオーバーの周期にも乱れが生じます。
これを防止するために活躍するのが、血行促進作用を含む酢酸トコフェロールというわけです。
外面を強化!バリア機能の安定
酢酸トコフェロールには、皮膚のバリアともいえる皮脂膜を安定させる働きが備わっています。
皮脂膜が安定することで、紫外線や外からの刺激に対して肌が強くなります。
ホルモンバランスの調整
トコフェロールには、ホルモンバランスの分泌を整える働きがあります。
というのも、ホルモンバランスが乱れると、皮脂を過剰に分泌したりメラニンを大量に生成したりします。
これにより、脂性肌やシミなどに繋がりやすくなります。
ホルモンバランスは生理現象でもあるので、完璧に予防するのは難しいかもしれません。
しかし、酢酸トコフェロールの働きによって最低限の予防には努められます。
ストレス対策!自律神経を安定
ストレスが溜まると自律神経が乱れて、肌荒れが起きやすくなります。
しかし、酢酸トコフェロールには、自律神経を安定させる働きがあります。
ストレスによる肌荒れ対策にもなるのが強みです。
誰でも使える?酢酸トコフェロールの副作用は?
酢酸トコフェロールを使う上で、副作用を懸念される人も多いのではないでしょうか?
しかし、結論を申しますと酢酸トコフェロールに大きな副作用は発表されていません。
なぜなら、酢酸トコフェロールは、安全性の基準を満たした成分のみが収載される「日本薬局方」や「医薬部外品原料規格」に収載されているからです。
これらの内容から、安全性はあると判断していいでしょう。
ただ、どんな成分でも100%はなく、稀に軽いかゆみや赤みが出ることはあります。
肌が敏感な方やアレルギー反応をお持ちの方など、心配な人は事前に簡単なパッチテストを行っておくといいでしょう。
酢酸トコフェロールを摂取するには?
酢酸トコフェロールは化合物でもあるため、基本的に化粧品などの製品から摂取します。
日頃の食事から摂り入れたいという方は、トコフェロールあるいは酢酸を単体で摂取してみるといいでしょう。※酢酸が食材に含まれている場合、酢酸菌と呼ばれます。
各成分が含まれている食材は以下の通りです。
・トコフェロール(ビタミンE):アーモンド、ドライトマト、ヘーゼルナッツ、落花生、モロヘイヤ、ほうれん草、すじこ、うなぎ、ツナ缶、たらこなど
・酢酸:酢全般、ナタデココ、カスピ海ヨーグルト、米ぬか、りんごや柿の皮、干し柿、ハチミツ、ブドウなど
ビタミンの仲間!ビタミンCで相乗効果
同じビタミンであるビタミンCも、抗酸化作用が含まれていることで知られています。
ビタミンEとビタミンCを一緒に摂取すれば相乗効果に期待できるので、こちらも摂り入れてみてください。
ビタミンCは、以下の食材に含まれています。
アセロラ、キウイ、ゆず、赤ピーマン、黄ピーマン、ブロッコリー、ほうれん草、レモン、菜の花、じゃがいも、さやえんどう、すだち、ドライマンゴー、いちごなど
酢酸トコフェロールを摂取しませんか?Kohana(コハナ) オールインワンジェルクリーム
酢酸トコフェロールは抗酸化作用や血行促進など、美肌を目指す上で役に立つ効果ばかりです。
化粧品を選ぶときは、こちらを意識して探してみるといいでしょう。
また、酢酸トコフェロールですが、弊社が提供する製品「Kohana(コハナ) オールインワンジェルクリーム」にも含まれています。
Kohana(コハナ) オールインワンジェルクリームは、高濃度の高級美容成分35種類を配合!
酢酸トコフェロール以外にも、様々な抗酸化作用の成分が入っております。
一例を紹介しますと、ビルベリー葉エキス、アスコルビルグルコシド、リジン、ダイズ種子エキス、アルギニンなどです。
これらの成分も相まって、抗酸化作用の相乗効果に期待できるでしょう。
他にも高い保湿力や再生力、最近話題のヒト幹細胞など、肌に役立つ成分が含まれています。
詳しくは下記製品ページにまとめていますので、よろしければ一度ご覧になってみてください。
▶ 製品案内ページ